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紫外線にご用心!!

 先日、梅雨に入りましたね雨が続くとジトジトと湿気が多くなりますが、真夏日になるくらい暑い日もあり、体調管理が難しい季節です

今くらいの5月から9月は1年の中で紫外線が強く、新聞やテレビでも紫外線対策をしっかり行うよう言われますね
太陽光 



そもそも紫外線(UV)とは・・・

太陽光の一部で、波長が短くてエネルギーの高い光のことです。紫外線にはUV-A、UV-B、UV-Cの3種類あり、UV-Cは地球には届かないので、紫外線を防ぐという事はUV-AとUV-Bを防ぐ事になります。

UV-A・・・大気層でほとんど吸収されずに地球に届く。長時間浴びると健康に影響する。

UV-B・・・大気層でほとんど吸収され、一部が地球に届く。皮膚や眼に影響を及ぼす。

 紫外線の強さ

一日のうちで紫外線が強い時間帯は、正午をはさむ数時間で10時から14時の間が一日の約60%の紫外線量を占めています。

曇った日でも薄い曇では80%以上が通過します。快晴時に比べてUV-Bは減少しますが、UV-Aはほとんど変わりません。

標高が高い所は空気が薄いので、地表よりも強くなります。

紫外線は地表面の種類によって反射率(照り返し)が違います。コンクリートやアスファルトだと約10%、水面は10~20%、新雪では80%になります。スキー場で日焼けしやすいのは反射率が高いからですね

家の中にいても紫外線は窓ガラスを通過して部屋の中に入ってきます。また、洗濯物を干したり、ごみを捨てに行く時など紫外線を浴びている機会は意外とあります

紫外線を防ぐためには・・・

    紫外線の強い時間帯の外出を避ける。

    日傘や帽子を使用する。

    しっかりした編み目の衣服(生地を透かして見えにくい)を選び、袖や襟で覆う。

    サングラスや紫外線カット眼鏡を使用する。ただし、色の濃いサングラスは瞳孔が開き、それに紫外線カットが不十分だと余計に紫外線が入るので、注意が必要です。

    日焼け止めクリームを正しく使う。

  

日焼け止めクリームの使い方

・ こすったり、汗をかいたりすると知らず知らずに取れてしまっていますので、2~3時間毎に塗りなおしましょう。

    使用方法に書いてある量を守りましょう。

    頬骨や鼻の頭は紫外線が当たりやすい所なので、念入りに塗りましょう。また、首や腕の衣服から肌が出ている部分も忘れずに塗りましょう。

    日焼け止めに書いてある「SPF」とはUV-Bを防ぐ効果があり、「PA」はUV-Aを防ぐ効果があります。普段出かける時はSPF15、PA+~++くらいで十分です。

    水泳や汗をかくスポーツの時は耐水性のものを使用しましょう。

 

しっかり紫外線対策を行っても日焼けをしてしまう時がありますそんな時は直後のケアが重要になります

    まずは冷やす。日焼けはやけどの一種なので、お風呂のお湯にはつからず、冷たいシャワーや冷たいタオルなどで冷やしましょう。

    痛みがない場合は、たっぷりの化粧水で水分補給し、乳液やクリームで蓋をしましょう。化粧水は敏感肌用のものがお勧めです。また冷蔵庫で冷やしておくと効果的です。

ヒリヒリ痛みがある場合は、化粧水だとしみるので軟膏を塗りましょう。水ぶくれがあったり、我慢できない痛みの時は病院へ行きましょう。

    水分を多めに飲む。こまめに内側からも水分補給をしましょう。

   早く寝る。新陳代謝が良くなり、肌の生まれ変わりが早くなり、肌の赤みの治りが早くなります。

    肌に良い栄養素を摂る。日焼けした肌にはタンパク質、亜鉛、ビタミンC、ビタミンEが有効です。

それぞれの栄養素が多く含まれている食品は・・・
 

タンパク質・・・肉、魚、卵、大豆、乳製品

亜鉛・・・牡蠣、海苔、しじみ、納豆

ビタミンC・・・ピーマン、ブロッコリー、アセロラ、キウイ

ビタミンE・・・アーモンド、くるみ、うなぎ、アボカド、ごま

 

日焼けはしない事が一番ですが、してしまったら身体の外側からも内側からもしっかりケアしましょう

 

6月から市健診もスタートしました。
今年も皆様の受診をお待ちしています

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